ローマのDILIT校からSilvia De Angelis 先生をお招きし、セミナー”La storia della cucina romana “を開催しました。 3000年の歴史があるローマ料理。エトルリアやギリシャの影響を受け、特にハドリアヌス帝の時代に、領土が拡大し始めたことで異国のスパイスや新しい食材が入って来るようになりました。スパイスの代表シナモンは、料理だけでなく、なんとあの悪名高いネロ皇帝は、妻の火葬のため1年分の消費量に当たるシナモンを使ったそうです(良い香がするように)。兵士が野外でも簡単に作れる現代のポレンタに似た料理、魚醤に似た調味料ガルム、砂糖の代わりに使われていたコンフィ。ナイフを使わずにカットできるように切込みが入ったパンは、フォークの代わりに使われていたそうです。 富裕層の贅沢な食生活から一般市民の工夫したマンマの料理まで、沢山の写真と共に聴くお話はとても興味深く、参加された皆さまも楽しんでいただけたのではないでしょうか。 Silvia 先生ありがとうございました! Grazie infinite ♥️